STAGE10 | 写真は宝物
とうじょうじんぶつ
-
研究所所長
吉沢浩二
僕の職業はカメラマンです。小学生のころから祖父のカメラで遊ぶことが大好きでした。
-
研究員
もも
パパはYouTuber !夢はDJ !ファンタスティックな小学2 年生!
-
研究員
ふわり
優しくて思いやりのある楽しいお姉ちゃん。ステキな小学3 年生!
-
研究員
ひより
勉強熱心でしっかり者。超絶美人で将来の夢はアイドル!かわいい小学1 年生!
所長:今まで写真の勉強をしてきてどうだった?
ふわ、ひよ、もも:楽しかったー!!
所長:写真は好きになれた?
ふわ、ひよ、もも:大好き!!!
所長:よかった!
今回は最後だから、今までのおさらいをしよう
実は写真を勉強すると、世界はもっとステキに見えてくるんだ
ちょっと難しいかもしれないけど、そんなことを考えながら、話を聞いてほしい
ステージ1 写真は自由
所長:写真を撮る前に、どう撮りたいかを考えることがすごく大事
木の上にのせたり、空に飛ばしたり、いろいろ工夫して面白い写真を撮ったよね
所長:ちょっと工夫することで、見たい景色は変わってくるんだ
これはダメ、あれはダメなんて考えずに、自由にイメージをふくらませてみよう
ステージ2 ひかり
所長:光のあたり方で明るい写真になったり、暗い写真になったりしたよね
キレイに写真を撮るためには影を見つけて、光のあたり方を考えることが大事
所長:影の反対側には必ず光があるし、暗い場所でも光をあててあげれば、よく見える
心の中も同じで、自分や友達が暗い気分になってるときには、光がどこにあるのか、どうやって光をあててあげるかを考えてみて
ステージ3 まんなか写真
ステージ4 はじっこ写真
所長:撮りたいものを写真のどこに置くかで、伝わり方が変わったよね
まんなかで撮ると、伝わりやすい写真になる
はじっこで撮ると、なんとなくステキな、バランスのいい写真になる
所長:大事なことや大切なものは、心の中でも、まんなかに置いておこう
そして、いつもステキな気持ちでいられるように、バランスをとることを考えよう
ステージ5 背景を考えよう
所長:撮りたいものや、撮りたい人の後ろにジャマなものが写っていると、そっちにも注目しちゃう
ステキな写真を撮るコツはジャマなものが写らないようにすること
所長:ジャマなものはどかしちゃおう
どかすことができなくても、どくまで待ったり、見えないようにしたりと、いろいろ工夫してみよう
ステージ6 いっぱい撮ろう
所長:プロのカメラマンが100枚の写真を撮ったって、いい写真は数枚しか残らないんだ
どんな写真を撮りたいかイメージしながら、いっぱい写真を撮って、その中から1番いい写真を探そう
所長:イメージすること、あきらめないことが大事だよ
100回のうち99回が失敗だったとしても、1回の成功が残ればいいんだ
ステージ7 ぼけぼけ
所長:写真はピントを合わせることが大事
撮りたいものにピントをあわせて他をボカしてあげると、わかりやすくてステキな写真になったよね
所長:自分の好きなものに自信を持ってピントを合わせて行こう
自分の気持ちにピントを合わせられるようになると、きっと、もっと自信が持てるようになるよ
ステージ8 アングル
所長:カメラの場所、向き、角度を自由にして、いろんなアングルで写真を撮ろう
アングルを変えると、いつもの景色が、ちょっと変わって見えてくる
所長:世界の見方だって自由でいい
人とちがっていてもいいから、自分の視点を大切にしよう
ステージ9 カメラで遊んじゃえ
所長:カメラを大切に使うことを約束すれば、自由にカメラで遊んでいいんだよ
楽しみながら、どんどんアイディアを出してみよう
所長:ちょっとの工夫と努力をつみ重ねることで、面白い世界を見ることができるんだ
情熱をもって見たことのない景色を探しに行こう
所長:さあ、これまで勉強してきたことを使って、毎日のワクワク・ドキドキ・ラブリー・ニコニコをステキな写真にしていこう!!
写真は「真(まこと)を写す」と書くけど、今撮った写真には、今の君たちの気持ちが写ってるんだ
だから、その写真をずっと大切にしてほしい
それはきっと、大人になった君たちとって、かけがえのない宝物になっているはずだから